[voice icon=”https://live-resiliently.net/wp-content/uploads/2018/12/IMG_4244fukidashi.jpg” name=”Lico” type=”l big”]先日面白い本と出会い早速購入。
著者は1985年生まれの若者!!(私からしたら(^_^;))太田英基さんは自身も世界を2年かけて、50か国を旅して、英語も克服し、様々なビジネスシーンも見て、1000人以上の人々と交流して世界を見てきた人です。
そこから生まれた経験、事実、発想、知識、知恵、オリジナリティなどを、惜しみなくこの1冊に凝縮して紹介しています。
「世界を舞台に働くための5つのステップ」としてイントロダクション入れて6章からなる本なので順にご紹介していこうと思います。[/voice]
Intoroduction:これからの時代、人生を最高に楽しめる人間とは、誰か?
自分の仕事を日本の中だけで考えている人と、
世界を舞台に考えられる人とでは
これからの人生の可能性は、大きく違ってくる。
この本は
今や時代はグローバル!
だからみんな海外へ飛びだそう!
みたいな本では全然ないです。
日本だけに目を向けるのではなく
相当オモシロイことになっている
世界に目を向けることが
今後の人生の可能性を大きく変えるのだと。
世界に出て今までの自分の
固定概念が一気に崩れ落ちる経験をする。
1ミリも分かっていない世界を見る。
そこから自分の可能性をグッと広げてほしい
と著者は伝えています。
Step1:なぜ、世界を舞台にできる人間が人生を楽しめるのか?
日本には今、足りないチカラがある。
日本には今、足りない人間がいる。
僕らは、日本の今を、自分たちの将来を、
どれだけ知っているだろうか?
世界を楽しめる理由のひとつとして
今や世界では「ヒト」の重要性に
目を向けていて世界を舞台にできる人材がいれば
国境を越えてでも採用するのが
当たり前の時代になってきている。
視点・基準を日本でなく世界にして
日本を客観的に眺めてみると
今の日本に足りないのは
技術力、商品力、サービス力ではなく営業力。
「ヒト」。
そこが世界レベルで見ると他国に負けている。
だから自分次第で世界に目を向けると
よりオモシロイ世界で
自由にデザインできる人生を楽しめると。
Step2:一足早く世界に飛び出し人生の突破口を開いた日本人
世界を舞台に働く
先駆者たちの姿を知り、
世界を舞台に働く
自分の姿を想像しよう。
それで実際、可能性や自由を求めて
世界へいち早く飛び出して日本人の紹介の章。
私自身も22歳の時にオーストラリ留学
26歳でワーホリ&ボランティアプログラムで
カナダ滞在の夢を果たし「世界へ飛び出した1人」
であると思っているのだけど…(^_^;)
ここに書かれている7人の日本人たちは
もー!!本当に凄いです!!
彼らの腹の底から突き上げるようなモチベーション
行動力、目的意識、目標設定、引き寄せ力などなど…
読んでいるだけで元気もらえます。
行動することで次々と可能性が広がり
チャンスを手にしていく人たち。
今の現状に満足せず更なる次の目標に向けて計画中の人も。
世界規模だからできる選択肢の広さ。
そういったことに気づける章でした。
そして彼らは誰1人として日本に
ネガティブな印象は持っていなかったのも面白い。
きっと世界がより「オモシロソウ」だったから。
Step3:世界を自分の舞台にするための3つのプロセス
さあ、世界を自分の舞台にするための
具体的な準備をしよう。
「誰かの話」を「自分の話」にできるように。
さてこの章から焦点が自分に移ります。
世界を舞台に生きる具体的な方法について
触れられています。
いよいよ主役が「自分」になってくる。
海外に行く選択肢は留学やワーキングホリデーだけじゃない。
具体的な方法やメリット・デメリット・
働く国や都市を選ぶポイントだったり。
現地の人と繋がれるネットサービスなど
かなり具体的な選択肢が惜しみなく紹介されています。
読み進めていくうちに
「これだ!!」って閃きがあるかもしれない。
読んでいるとどっかに行きたくなるし
私にも世界でできることがあるのでは!?
とムズムズしてきます(笑)
Step4:英語という世界へのパスポートを手にするために
日本人が世界を舞台にしていくために、
必要なパスポートは、あの期限10年の紙の冊子ではない。
世界と繋がることができる
本当の意味でのパスポートは、英語なんだ。
英語の重要性について述べられている章。
そうですね。
英語って通訳・翻訳など
それ自体をお仕事にしている人「以外」にとっては
単なる「コミュニケーションツール」と
私は捉えているのですが、
やっぱり英語って避けて通れないと同感です。
なんだかんだいって無視できない。
私自身、プライベートだけでなく
仕事でも英語を使っているので
色んな可能性が広がった1人です。
話せるからこそ…
・世界中の人々と交流できる
・様々な国の価値観に触れることができる
・ビジネス交渉ができる
・営業ができる
・討論ができる
・自分の意見を自分で表現できる
・仕事の幅やチャンスが格段に広がる
・女1人旅に恐れず行ける
などなど。
何より
「自分軸で動くことができる」
「人生の選択肢が増える」
「外国の友人と分かり合える」
そんな経験が次なる可能性を
産みだしてくれる(た)と感じています。
最後に世界に目を向け始めた人が
具体的に英語を学ぶ手段として
格安に英語が学べる「フィリピン留学」だったり
「オンライン英会話学習法」だったりが紹介されています。
Step5:世界を舞台にして生きていく心構え
日本で経験のないまま世界に飛び出すべきか否か?
日本人としてのアイデンティティは必要なのか?
あなたは今、
世界で何番目にお金持ちかを知っていますか?
前章で英語の重要性について述べたうえで
英語を話すのは世界レベルでは
当たり前のスタンダードだから武器にならないと…。
だから世界を舞台に生きていこうと思ったら
「専門性」という武器もさらに必要になってくる。
もし今その専門性がなければ
日本で数年スキルを磨いた方がよいと。
最後になかなか厳しい感じ(笑)
そして日本人としてのアイデンティティを
しっかり身に着けようと。
人生をより自由に楽しむために
自分自身を世界基準にまで持ち上げていく。
そしてやりたいことがまだ見つかっていないなら
探し続けること。
まとめ
[voice icon=”https://live-resiliently.net/wp-content/uploads/2018/12/IMG_4244fukidashi.jpg” name=”Lico” type=”l big”]いやーこの本、本当に面白かったです。
発想や着眼点が最高。現実的な数字や統計がでてくるのも好き。
著書はじめ、本の中に出てくる若者は、自分で決めて「行動」して生き生きしている。どんな若者も自分で決めて行動している。そして出逢いやチャンスを自分で引き寄せている。最近の若者たちは本当に素晴らしい!こんなに熱いんだって驚きました。尊敬に値します。
自分がもやは若者層から成年層に移行して、最近の若者ってどーなんだろーって思ってたけど面白すぎる。成年層も負けてられません(笑)
ネット社会によって色んなサービスが生まれ、世界規模で情報がシェア出来るようになり、可能性も格段に広がった。より各国の現地の人と出逢う機会も、繋がる機会も、知りたい情報も得やすくなった。世界中の起業家と繋がるウェブサービスなんてのもあって、ビジネスの可能性もひろがっていく…
自分の可能性を決めず、挑戦する、選択肢が多い素晴らしい時代だからこそ迷いも葛藤も多いかもしれない。「自由」であることに逆に縛られるかもしれない。
そんな気持ちになっている時に、この本を読んでみると自分の中に、「キラッ」とした何か閃きが見えてくるかもしれません。固定概念もよい感じに壊してくれます。
ちなみに著者の太田英基さんは1ページ目に、以下のようなメッセージを書いています。響いた方は一読されることをおすすめします。[/voice]
僕は、この閉塞感のある世の中で、
今日も闘う同世代の若者たちに
「世界を舞台に働く」
という人生の突破口を提案したい